【5日目】
人数がかなり揃ってきたので、いい感じです。それでも、午前中は復習で終わってしまいました。でも、もう順番覚えなきゃいけないようなのはないので、多少気は楽です。とにかく身体に叩き込む作業。
午後にはラストまで、演出完了!
16〜まさかの明かり合わせ。ワークショップ公演で、明かり合わせができるなんて思ってもいませんでした。
19〜通しリハーサル
20:30終了の予定通りです。
【6日目】
1週間なんて本当にあっという間でした。いつも通っている場所だけど、今日は何てったって劇場入りです。心なしかみんなの面持ちも違います。
10〜11:40 明かりcheck&返し稽古
12:05〜ドレスリハーサル
15時開演
いや、あっという間でした。
密な時間を過ごせたと思います。打上げの時に何人かは話していましたが「長い旅をしてきたようだ」でも本当にそうなんだろうな〜と思います。
1時間を何回も何回も繰り返していると、何回も何回も生き返っているような気がします。同じ人生なのに何回も何回も生まれ変わって、同じ人生を違った感じで生きられる幸福感。
舞台は同じ作品であっても同じにはできないものです。自分の人生を模倣できないのと似ているような気がします。自分の人生とはいえ、思い通りにはいかないものです。
なんていうか、そんな人生の凝縮が舞台のような気が私はしています。
みんな、一瞬、一瞬の人生を精一杯生きました。そして、その姿は本当に美しかったと思います。
【5/2日 3日目】
お休み明けて、今日は参加者が一番少ない日でした。25人中、10人だけです。平日の昼間ワークショップはきついですね。子どもたちはみんな学校だし。代役に次ぐ代役でしたが、何とか2シーンぐらいは作りました。仕方がないので私も3人分ぐらい代役やりました。本日までで、何と14分です。一応通しリハーサルもやりましたが、スカスカで何だかよくわからないものになってしまいました。
【5/3 4日目】
今日はかなりの人数揃ったのでやっとできるとは思ったものの、午前中はほとんど復習と振り写しで終わってしまいました。
私は代役パートを教える為に9:15頃には劇場入りしたのですが、以外とみんな早く来ていて10時開始のはずが、9:30ぐらいにはもう開始していました。それでもいやはやかかりますね。12:48の休憩開始まで、3時間以上が復習で終わってしまいました。
午後からはぽちぽちと新しい演出もついてきましたが、あっという間に17時。本日で何とか43分できました。
スロームーブメントはやはり何回かやってきてるので、かなりさまになってきました。皆さん集中のしどころを掴んできたのかもしれません。
毎日終わるのがどんどん早くなっているような気がするのが怖いですね。でも、日々みんなが、役にはまっていくことで見え方が大きく変わってきます。たった4日間ですが、密な時間を過ごしてきたことは大きな力になっていると感じます。
時間をどう過ごすか。
どう感じて生きるか。
誰と過ごすか。
舞台でなくても、この小さな積み重ねが人の人生を作り、顔を作るのだと何となく思いました。
さあ、明日から本番まで後3日。
駆け抜けますよ。
4/29からワークショップの為茅野にきています。既に2日間行なわれましたが、ワークショップの様子を簡単にご紹介します。
【1日目】
☐簡単な開会式
茅野市民館の方からのご挨拶や小池からの今回の作品にむけてのコメントなどなど。
☐ウォーミングアップ
まあ、これは身体を目覚めさせて行く為のウォーミングアップです。白井が担当させていただきました。
☐ウォーキングステップ
作品中に使うウォーキングステップの練習をしました。こちらも白井が担当。あまり馴染みのあるリズムではないので、ぶっちゃけけっこう大変だったと思います。みんな目がマジです。でも、身体を動かしてるとみんな生き生きしてきますね!
☐スロームーブメント
前回のを思い出しながら、もう一度何回かやってみました。学習するというのは良くも悪くもです。馴染んできて時間が扱い易くなっている面もあれど、意図的に「こんな感じ」とやってしまう面も出てきます。このスロームーブメントは作品中にも取り入れられる予定。何回かやっていって、頭での作業がなくなってくるとふっと、いい時間や瞬間がおりてくる確率が高くなります。さて、どうなっていくかな?
【2日目】
☐ウォーミングアップ
☐ウォーキングステップ復習(2種類)
更に2種類追加して、全部で4種類を組み合わせていく作業をします。
☐冒頭より、立ち稽古
冒頭は女性の歌から始まり、一気に逃走シーン(?)へと突入します。劇場で稽古できるというのは素晴らしい事です。スタッフさんも常時待機していてくれて、すぐにライティングを入れてくれたり、音楽編集してくれたり、小道具を用意してくれたり。
pappaでもこんな環境で作品作った事ないわい。というぐらい、贅沢な環境です。たった、1週間で終わってしまうのがもったいない。2週間あれば、もっと作り込んだ面白いものができるのに!!と思ってしまうところが悔しいですね。2日目までで、6分程度できました。作品上演時間50〜60分を予定しています。さあ、どうなるかな?
最近、生徒の1人Rちゃんが気になっている。まだ、教え始めて半年ぐらいだが、最近すごくよくなってきた。
正直言って、特に目立つタイプでもなければ身体能力がすごく高いというわけではない。どちらかというとあまり集中力もなくて、「全く、わかってんだかわかってないんだか!!」という感じの子だった。その子が3月ぐらいからぐっと良くなってきた。私の言っている事にもすぐに反応する。先日お手紙を貰って、「白井先生のおかげでちょっぴりバレエがうまくなった気がする」と言ってくれた。
教師なんて事をやってると本当に相性って大事だなと思う。そしてその可能性は自分が思いもよらなかったところにあったりする。Rちゃんが私に心を開いてるなんて思いもよらなかった。
10年以上前にもそんな事があった、「いろんな先生につかせたけど、さっちゃんには心を開くみたいなの。みてあげて欲しい」と頼まれた彼女は今年からnoismの特待生になった。そんなたいそうな事を教えた覚えはないが、踊るという事の核を捉えて挑んでる姿が多少自分の哲学とかさなったりもする。
Rちゃんがダンサーになれるかどうかはわからないが、自分の生き方を見つめる手がかりにでもダンスがなってくれたらいいなあなんて思う。
先日の21日に渋谷にあるSARABAH東京にて、ファイナルミュージックパーティーが開催されました。これまでpappaに関わって下さったたくさんのミュージシャンが参加してくださり、それはそれは素晴らしいパーティーでした。
私もストリートオブ・クロコダイルの作曲をして下さったカールストーンさんと10分ぐらいのコラボで踊らさせていただきました。とは言え、カールさんはクロコダイルの曲をベースにしながらも、その場での即興演奏。こちらも即興で対応していくしかありません。さあて、どうしようかなと考えました。でも、音楽がかかると自分の中で色んなイメージが湧いて来て、1人クロコダイル。舞台を構成していた、オブジェのイメージ、映像のイメージ、人間の温度、場の温度。(踊るときの温度は私の中ではけっこう重要な要素なのです。)そんなものにひとしきり身を委ね、10分を堪能させていただきました。
本当にいい時間でした。これだけの素晴らしい仲間に囲まれているなんてそうそうないのではないのでしょうか。
何となくコミュニケーションの希薄な現代で、腹の底からオープンに付き合った仲間たち。もちろんいい事ばかりじゃなかった。志半ばで去って行った人々もたくさんいる。
「僕は褒められて育つタイプです。」とかいって、言われるのがきらいな人も世の中にはたくさんいる。でもね、その人たちが今どんな生き方してるのか知ってるのか。打たれ弱くて自分で対処の方法も見つけられず、潰れていった人間もたくさん知っている。
本気で忠告してくれる人の言葉はありがたい。そして、そういう人の存在もありがたい。一生のうちにそういう人に出会えない人も世の中にはいるから。
目の前に理解不能なものを突きつけられた時、人は怖れ逃げたくなる。逃げずに闘うためには、武器も知識も身体も必要。知識はなるべく多くの人から得る方がいい。技術はまずは1人の人から徹底的に学ぶといい。基礎が出来れば後は何でも受け入れられる。
何か話が逸れてきたなあ。(そういえば、この間鶴見の先生ともこんな話ししたっけ)
「白雪姫」の千秋楽ではカーテンコールで思わず涙がこぼれた。まだまだ、未熟だと叩かれっぱなしの後輩たちが、最後まで粘って素晴らしい舞台を作り上げた。「ああ、大丈夫だ。この子たちは1人でもちゃんとやっていける」という安堵の気持ちがわーっとこみ上げてきた。
PAIの卒業生たちの中にも、ちゃんと自分で続けている子たちが数多くいる。何故できるのか?やはり、心の基盤をきちんと作ったからだろう。でも、これは1人ではできない。いい仲間に巡り会えるかどうか。
いい仲間に出会うためには、まずは自分がそれなりの人物にならなきゃね。
さて、GWも近づいている。そして、そこにはまた新しい出会いがある。
うん、今日も快晴だ。
4/14、15で茅野へいってきました。G.Wに開催される市民ワークショップのお試しワークショップとして、今回は開催されました。何とも贅沢な企画です。長いワークショップに最初から参加するのはすごく不安ですよね。(何やらされるかわかんないし、出来るのかどうかもわからないし…)そう思うと、こういうお試しワークショップがあるというのは、間口を広げるという意味ですごく有効だなあと感じました。
ワークショップの詳細はこちらのぺーをご覧下さい。
→
茅野市民館「GWワークショップ」http://www.chinoshiminkan.jp/ccc/2012/0414/index.htm
さて、2日間で60人近くの方が来て下さいました。長野県内だけでなく、他県からも参加してくれて嬉しい限りです。スロームーブメントといって表現の基本的な事をやってるわけですがいやはや、これは説明するのが難しい。表現って別に「こういう風になります」という型があるわけではないし、「これをやって、こういう風になったら正解」というのがあるわけでもないんです。ただ、言える事は人間がただ、そこに素直に存在してお互いを尊重しながら己を持てばそこにビックリするほど美しい絵が、ドラマが出現するという事なんです。
わかりにくいですよね。
でも、こればっかりは「百聞は一見に如かず」
「ああ、こういうことか」
と感覚で理解してもらう以外にないんですね。
2日間のワークショップ。同じ事をやってるのに、全然違う作品になりました。2日目は子どもが多かったからというのもあります。子どもの身体性と大人の身体性は違います。アプローチも変えて行かねばなりません。だって彼らはこの世に生まれてまだ10年も経っていないのですから。
多様性というのは面白いです。舞台上で行われている事は何をとっても非日常的な事ばかりなのに、とてもリアルに感じるのは何故か。雑多なものがぶつかり合い、混じりあい、決別する。
私が舞台やテレビで退屈に思うのは、「悲しいとはこういう事」「こういう時はこうあるべき」みたいなものが「演じられている」と感じる時かも。もちろん、日常生活では何かを決断して行動を選ばなければいけないわけだけど、そこにその人なりの必然が見えれば何をどう選んでも、人は輝くのではないかなんてぼんやりと考えます。
とりとめのない事を書きました。2日間、参加者や関わって下さった会館の方々など、多くの方からエネルギーをもらいました。G.Wが本当に楽しみです。やってる間は凄まじいエネルギーのぶつかり合いになると思います。そりゃあもう命がけですから。でも、こんなに心身共にエネルギーを使う機会に出会う事はなかなかないと思います。子どもにも大人にも心に残る、身体に残る7日間になってくれたらと思います。
ワークショップの参加は締切ましたが、6日の発表会は観劇できます。お近くにお住まいの方、お出かけの予定のある方。ぜひお立ち寄り下さい。
今日はカンパニーメンバーみんなで事務所の大掃除をしました。
フェスの公演も一通り終わり、P.A.I.の卒業公演も終わり、やっとこいろいろ整理する体制に入りました。
とはいえ。
30年の歴史はなかなか積もり積もるものがあります。1日で終わるわけもなく。事務所の2Fの棚の書類整理、Video整理、音源せいりなどがやっとこさ半分ぐらい片付いたぐらいでしょうか?
それでも、ダンボールに10箱以上はあります。
20年以上前のパレードやBUSHのパンフなんて出てきてしまうと、懐かしくてつい手にとってしまいます。どうせ捨てるならと貰ってきたものも少々。
6月ぐらいに我が家の引越しを考えています。中野にもけっこう長く住んでいましたが、ちょっと移動しようと思います。中野に住まいを構える理由もないしね。
我が家も今からちょこちょこと断捨離してます。pappaのツアー資料やパンフレット、台本、議事録、PAI資料などなど、かなりの量が我が家にもあります。でも、ファイル1冊に収められるだけ収めて、「紙資料は手元にはこれだけ!」という状態にしようと思ってます。DVDは14作品。ないものはVHSをDVDにおこすかどうか、思案中。
少しづつ、少しづつ。どうせ最後は何も持っていられないのだからと思えば、そんなに物欲はないのだが、全てを捨てるにはまだ私は若いようです。
うーん。
日々、身体が軽くなっていく気がする。
「パパ・タラフマラの白雪姫」まで後1週間をきりました。来週の水曜日には劇場入りして木曜日から本番、土曜日まで。と思うと瞬く間ですね。
今日は本番までの最後の休み。とは言え休みの時はやる事満載。全然休めないけど、リハーサルがないだけで多少気持は軽いかな。
昨日はリハーサル後にマッサージへ行きました。足も膝もガクガク、腰いたいなあ。なんていうこんな生活も3月で終わるのかと思うと、さみしいですね。1年ぐらい前には「こんな生活、長くは続けられない。いつやめようか?」そんな事を思っていましたが、まさかこんなにあっさりとその日が来るなんて思いませんでした。
でも、何かを捨てなければ新しいものは入ってこない。最近、その意味が少しわかるような気がするし、確かにその通りなんじゃないかと思います。
うーん?正確にいうと捨てるというのもちがうかな?
変化を求めるならば、「今あるものは形を変える必要がある」こっちの方が何かしっくりきますかね?
舞台について思いを馳せる時、それはどうしても身体の記憶とリンクさせないわけにはいかない。やはり、身体は膨大な記憶装置なのだ。
私は細胞が思うがままに表現することを務めている。あっているか、あっていないかなどはさほど問題ではない。そもそもそんなものあるのかどうなのか、わからないしね。(ただ、細胞がそう感じていると思われる方向に動いているにすぎない。)
それは、結構全身を衰弱させる。
でも、それがたまらなく楽しい。そんな舞台の魅力に取り憑かれて早くも30年以上が経った。小学生のころの夢はバレリーナ。中学生の頃の夢は女優。高校生の頃の夢はミュージカル女優。そして、現在パパ・タラフマラのパフォーマーをやっているわけだから、夢は概ね叶えられた。
さて、後の40年。どんな生き方をしていこうかな。そんな事を休みの日の午後。ひとときのぼーっとした時間に考えてみる。
とうとう本番まで、後1週間になりました。まだ、5日ぐらいしか練習してないのに、ものすごく長く練習してるような気になります。
連日の通しでも、毎回いろんな発見かわあるからかもしれません。特にどうした、こうしたというわけではないのですが、これまでの公演(経験値ということですかね?)いろんな思いでも蓄積となって、いるんなシーンにいろんな形でフラッシュバックしてきます。なんでしょうね?これは?舞台のマジックというやつでしょうか?
今日はシアターテレビジョンの生中継がありました。多分ニコニコ動画で見れるようになるんじゃないかとは思うのですが、私インターネットテレビにはあまり詳しくないのですが、瞬時にいろんなことが書き込めるんですね。
ヘェ〜ぁてな感じです。
インタビューなんてされて、改めていろんな事を(当たり前だと思っていたことも)考えるとまた役に対する発見になります。なんていうかなー、これはもう些細な事の積み重ねなんです。
日々食べる食事。何を食べるかによって、三ヶ月後に大きな差がでてくるじゃないですか。そして、時がもっと経って3年後とか10年後とかだったら、もっともっと大きな差になってくる。それぐらい、小さくて、大きな事なんです。
日々の小さな積み重ね。
でも、どちらを選ぶかによって10年後、20年後は大きく変わる。ああ、私はいいチョイスをしてきたんだな〜って、最近思う。
そんな事がとても大切に思える、今日この頃。
【AMM】パパ・タラフマラ恒例(オール メンバーズ ミーティングの略です。)
3月も半ばほどになり、22年以上当たり前のようにやってきた事務所通い。近い方が楽だからと中野にも引っ越してきたし。
まあまあ、まだいつものミーティング。なんせここはパパ・タラフマラ。終わりがくるなんて、果たして誰が信じたでしょう。それでもみんなの予定を合わせて、最終AMMの日にちなんて決めると「ああ、いよいよか」という気持ちになります。
どんなものにでも別れはあるし、それゆえに新しい出会いもあるでしょう。
淡々と過ごしていくこと。
淋しいかと言われると、まあね。とも思う。でも、演出家の傍若無人ぶりもいつもの通り。何も変わらないのだから、寂しがる理由も特にはない。ここで培ってきた絆は私の財産。
きっといろんなところで、私を助けてくれて、私も彼らを助けてあげたいと思う。個人的には助けられるより、助ける方が好きなのだか、結果的にはいつも助けてもらってばかりだ。
春はどんどん近づいてくる。この季節になるといつも「春昼」という作品を思い出す。なまめかしくも暖かく、にゅるりと命が萌えいづる春。
うん、今日は何だか気分がいい。